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J-GLOBAL ID：200902213850364465   整理番号：09A1030290

成形品の計測技術 触って診る成形品の品質 -熱物性テスターによる非破壊検査技術-

著者 (1件)： 高橋一郎 (山形大 大学院理工学研究科)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 21  号： 10  ページ： 595-599  発行年： 2009年09月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 材料開発や製造現場で,短時間に熱伝導率,熱拡散率,比熱の熱3定数を容易な操作で測定できる熱物性テスタについて解説した。まず熱物性の測定理論,測定装置構成について解説した。この熱物性テスタは熱電対温度センサを内蔵したプローブをプローブホルダに組み込んだ構成で,A4サイズのアタッシュケースに収納できる。プローブホルダ内部構造の詳細を解説した。プローブ自体の熱容量の最適化とプローブ先端の熱電対ビード形状の最適化がなされている。このテスタの適用例として,熱伝導率と結晶化度の相関性,熱伝導率測定による成形品の均質度検査と劣化診断の事例を解説した。

シソーラス用語： *物理的性質 ,  熱伝導率 ,  温度伝導率 ,  比熱 ,  *計測器 ,  *非破壊検査 ,  観測理論 ,  熱電対 ,  温度センサ ,  プローブ ,  最適化 ,  結晶度 ,  相関 ,  均一性 ,  故障診断
準シソーラス用語： 測定理論 ,  *熱物性 ,  劣化診断

分類 (3件)： 物理的性質一般  (YH02021U) ,  比熱・熱伝導一般  (BL05021E) ,  その他の熱的変量の計測法・機器  (AD06040R)

引用文献 (7件)：

• 菅井幸輔. 第28回日本熱物性シンポジウム講演論文集, 2007. 2007, 100
• TAKAHASHI, I. Int. J. Thermophys. 2004, 25, 5, 1597
• 高橋一郎. 熱物性. 1999, 13, 4, 246
• (社) 高分子学会編. 高分子の難燃・放熱制御技術. 2002
• 越川康之. 熱物性. 2005, 19, 4, 216

タイトルに関連する用語 (5件)： 成形品 ,  計測技術 ,  熱物性 ,  テスター ,  非破壊検査