抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,屋外や半戸外空間において微小粒径のミストを噴霧し,夏の暑さを緩和する技術の適用事例が増えてきた。この技術は水が蒸発する際に周囲から奪う気化熱を利用するものであり,その特徴は小さなエネルギーで大きな冷却効果が得られること,ミストが人にあたっても濡れにくいことである。ヒートアイランド現象などの環境問題がますます深刻化していく状況にあって,こうした水の気化熱の有効利用は持続可能なエネルギー利用のひとつとして注目されている。本報告は,この技術の応用として,屋外・半戸外空間ではなく人が在室する屋内空間に着目し,冷房がなく作業環境改善の余地のある工場などへの適用を想定して行った実験および数値解析について述べたものである。(著者抄録)