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J-GLOBAL ID:200902214047716693   整理番号:09A0429173

主鎖に9,9-ジアリールフルオレン構造を有しているポリシロキサンの合成と性質

Synthesis and Properties of Polysiloxanes Possessing 9,9-Diarylfluorene Structure in the Main Chain
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 272-278 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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9,9-ジアリールフルオレン部分(F-PSiOs3)を有しているポリシロキサンを,ピリジン存在下に,Ph2SiCl2と9,9-ビス(ヒドロキシアリールまたはヒドロキシエトキシフェニル)フルオレン類の重縮合によって,83~91%の収率で合成した。トルエンおよびCCl4のようなより小さな極性溶媒を重合溶媒として用いたとき,より高分子量(Mn19000~32000,Mw32000~75000)のF-PSiOを得た。F-PSiOは,いろいろな有機溶剤への良い可溶性,高い5%重量減少温度(Td5:443~544°C)および窒素雰囲気下で,報告されている9,9-ジアリールフルオレンベースの重合体よりもむしろ低いガラス転移温度(Tg:100~171°C)を示した。他方,融点(Tm)はF-PSiOの非晶質性のために観察されなかった。F-PSiOフィルムの動的粘弾性も測定し,熱的挙動を評価した。フィルム状態(厚み:62~70のμm)のF-PSiOの透過度は,可視領域で90%以上に達した。F-PSiOは,十分に低い複屈折値に加えて,おそらく主鎖に置かれるフルオレン部位のカルド構造のために589nmで1.64~1.66の範囲の,特筆すべき高屈折率値を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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高分子固体の物理的性質  ,  単独重合 
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