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J-GLOBAL ID：200902214107912080   整理番号：09A1257154

蛍光色素の純粋なナノ結晶構造を使用する生細胞の有機溶媒なしの蛍光共焦点イメージング

Organic Solvent-Free Fluorescence Confocal Imaging of Living Cells Using Pure Nanocrystal Forms of Fluorescent Dyes

著者 (6件)： BABA Koichi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KASAI Hitoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KASAI Hitoshi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  MASUHARA Akito (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  OIKAWA Hidetoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NAKANISHI Hachiro (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 48  号： 11  ページ： 117002.1-117002.4  発行年： 2009年11月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では,筆者らは,疎水性蛍光色素3,3’-ジオクタデシルオキサカルボシアニン(DiO)とペリレンのナノ結晶を使用する生細胞のインビトロ蛍光共焦点イメージングの有機溶媒なしの方法を記述する。それは,筆者等が再沈殿法を使用して別個に得たものである。共焦点顕微鏡イメージングは,がん細胞が高い親和性をもつ色素を取り上げることを示した。類似な処理条件下で,それらのナノ結晶構造中の色素が,あるいはジメチルスルホキシド溶液として色素が共焦点顕微鏡を通した細胞の同等なインビトロ蛍光イメージングが提示された。培養液中のインビトロ生体イメージングへのこのナノ結晶形成アプローチは,通常,細胞毒性を示す外部可溶化剤(すなわち,有機溶媒,界面活性剤)の必要性を排除する。筆者らの開発した技術はまた,DiOやペリレンナノ結晶を使用するがん細胞の2重染色イメージングを可能にした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *蛍光 ,  *色素 ,  *ナノ結晶 ,  *細胞 ,  *共焦点顕微鏡 ,  *蛍光顕微鏡
準シソーラス用語： 蛍光イメージング ,  蛍光色素 ,  生細胞

分類 (1件)： 同位体分離  (CB10030R)

引用文献 (30件)：

• T. Terai and T. Nagano: Curr. Opin. Chem. Biol.12(2008)515.
• Y. Sako, J. Ichinose, M. Morimatsu, K. Ohta, and T. Uyemura: J. Pharmacol. Sci.93(2003)253.
• M. Funovics, R. Weissleder, and C.-H. Tung: Anal. Bioanal. Chem.377(2003)956.
• P. N. Prasad: Introduction to Biophotonics (Wiley, Hoboken, NJ, 2003).
• Q. Zheng, G. Xu, and P. N. Prasad: Chem.-Eur J.14(2008)5812.

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛍光色素 ,  ナノ結晶構造 ,  生細胞 ,  有機溶媒 ,  蛍光 ,  共焦点イメージング