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J-GLOBAL ID：200902214145117536   整理番号：08A0158392

β-カテニン勾配はマウス胚セグメンテーションにおける時計と波面システムに関連する

A β-catenin gradient links the clock and wavefront systems in mouse embryo segmentation

著者 (9件)： AULEHLA Alexander (Stowers Inst. for Medical Res., MO, USA) ,  WIEGRAEBE Winfried (Stowers Inst. for Medical Res., MO, USA) ,  BAUBET Valerie (Wistar Inst., PA, USA) ,  WAHL Matthias B. (Stowers Inst. for Medical Res., MO, USA) ,  DENG Chuxia (National Inst. of Health, MD, USA) ,  TAKETO Makoto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  LEWANDOSKI Mark (National Inst. of Health, MD, USA) ,  POURQUIE Olivier (Stowers Inst. for Medical Res., MO, USA) ,  POURQUIE Olivier (Howard Hughes Medical Inst., MO, USA)
資料名： Nature Cell Biology  (Nature Cell Biology)
巻： 10  号： 2  ページ： 186-193  発行年： 2008年02月 
JST資料番号： W1369A  ISSN： 1465-7392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 椎骨前躯体,原体節のリズム産生は,胚セグメントの両側柱を形成し,この過程に分子オシレータ(分節時計)が関与し,そのシグナルは前原体節中胚葉(PSM)内の複雑なシグナル伝達勾配系により空間的,期間的パターンに翻訳される。今回,マウス胚の黄色蛍光蛋白質(YFP)に基づくリアルタイム画像処理法を用い,時計オシレーションはβ-カテニン蛋白質レベルに関わらないことを報告した。マウス胚PSMでWnt系の重要な細胞内メディエーターβ-カテニンの後部から前部への核勾配があった。Wnt-シグナル伝達勾配は,後期PSMの核β-カテニン蛋白質勾配を介して確立した。核β-カテニンのこの勾配は,オシレーションフィールドの大きさを示し,PSM成熟とセグメント形成の重要な観点を制御し,この過程においてWntシグナル伝達は重要な役割を演じると結論した。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  マウス ,  *胚発生 ,  体内時計 ,  脊柱 ,  前駆体 ,  セグメンテーション ,  色素タンパク質 ,  画像処理 ,  形態形成 ,  胚 ,  椎骨 ,  *βカテニン ,  シグナル伝達 ,  黄色蛍光タンパク質 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  Wnt ,  YFP ,  黄色蛍光蛋白質

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (7件)： β-カテニン ,  勾配 ,  マウス ,  胚 ,  セグメンテーション ,  時計 ,  波面