抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中間処理工場から入手した再生砕石RC40と再生砂RC10に対して複数の方法による溶出試験を行い,解体コンクリートからの水溶性六価クロムCr(VI)の溶出について検討した。この検討の主な結果は以下の通り。1)JLT-46法やJLT-13法による細粒資料からは土壌環境基準を上回るCr(VI)が検出された。2)再生砕石の破砕試料では粒径が小さいほどCr(VI)溶出量が大きい。3)液固比が小さいほどCr(VI)溶出量は小さくなる傾向がある。4)密封保管試料ではpHとCr(VI)溶出量とも変化は無いが,気中保管試料ではpHが低下し,Cr(VI)溶出量は増加した。5)振とう,攪拌などによるCr(VI)溶出量の変化は小さい。