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J-GLOBAL ID：200902214538304460   整理番号：09A0916413

寄生素子付Haloアンテナ

著者 (3件)： 松野宏己 (横浜国大 大学院工学府) ,  中野雅之 (KDDI研究所) ,  新井宏之 (横浜国大)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J92-B  号： 9  ページ： 1431-1439  発行年： 2009年09月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2012年完了予定の800MHz帯周波数再編に際して,周波数移行期間中に基地局アンテナを新旧周波数で共用すると三次のIMが発生するため,新たに新周波数用アンテナを追加する必要がある。追加アンテナに関しては置局条件の緩和のために小形化,偏波共用化が求められており,筆者らはこれまでに小形な垂直偏波用無指向性アンテナを設計してきた。本論文では水平偏波無指向性アンテナとしてHaloアンテナを適用し,高帯域化の検討を行っている。Haloアンテナは周長が半波長程度となるため小形化が図れるが,狭帯域であり,利得も低い。今回,Haloアンテナに寄生素子を装荷して広帯域化を図り,2素子コリニアアレーとすることで利得の改善を図った。設計素子の径は波長比0.14λ程度となり,細径な素子が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： 相互変調 ,  雑音除去 ,  *アンテナ設計 ,  *全方向性アンテナ ,  小型化 ,  電気装荷 ,  UHF【周波数】 ,  放射パターン ,  *アレイアンテナ ,  *移動通信 ,  VSWR ,  *ループアンテナ
準シソーラス用語： Haloアンテナ ,  コリニアアレイ ,  干渉除去 ,  寄生素子

分類 (2件)： アンテナ  (ND06000M) ,  移動通信  (ND08030H)

引用文献 (14件)：

• 総務省電波利用ホームページhttp://www.tele.soumu.go.jp/
• 中野雅之, 相沢進, 佐藤敏雄, 松岡徹, 新井宏之, “携帯・自動車電話基地局用小型偏波ダイバーシチアンテナ,”1997信学ソ大 (通信), B-1-42, Sept, 1997.
• 恵比根佳雄, “次世代移動通信用 (IMT-2000) 基地局アンテナの設計,”信学技報, AP2000-4, April2000.
• H. Arai and K. Cho,“Cellular and PHS base station antenna systems,” IEICE Trans. Comun., vol. E86-B, no.3, pp. 980-992, March 2003.
• 長 敬三, 山口 良, 蒋 恵玲, “次世代移動通信に向けた基地局端末アンテナ技術,”信学論 (B), vol. J91-B, no, 9, pp. 886-900, Sept, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 寄生素子 ,  HALO ,  アンテナ