抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乳幼児の成長に伴う行動特性と衣服サイズ,衣服着脱への配慮の要件について検討するため,身長と体重に行動のデータを加え,サイズ別行動特性の分析を行った。着せやすい乳幼児衣服についてアンケートを行い服種別に分析した。乳幼児の衣服設計には,体の大きさだけではなくどんな行動をするかが重要であり,その特徴を十分考慮した設計が求められる。ハイハイから歩けるようになる過程で,上下別の衣服に切り替える傾向がある。着脱の体勢は,乳幼児の行動に合わせて変化させ,お座りから,つかまり立ちまでの乳幼児の行動が活発化する時期が最も着脱が困難と感じていることが明らかになった。着脱の容易性に関しては明きの状態を考慮すると同時に楽に着せられるのみではなく,乳幼児に自分で着る練習をさせる,徐々に親の負担を軽減させることを併せ持つ衣服が必要であるといえる。