文献

J-GLOBAL ID：200902215507811440   整理番号：09A0713685

免震支承が挿入された支持架構付きラチスドームの地震応答評価

RESPONSE EVALUATION OF LATTICE DOMES SUPPORTED BY SUBSTRUCTURES WITH SEISMIC ISOLATION SYSTEM

著者 (4件)： 竹内徹 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  高松謙伍 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  熊谷知彦 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  小河利行 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 641  ページ： 1259-1266  発行年： 2009年07月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 支持架構に免震支承を挿入したラチスドームの各部に生じる水平地震応答に対する評価法を誘導し,その精度を時刻歴応答解析により確認した。この検討の主な結果は以下の通り。1)免震支承の挿入により鉛直応答加速度の長周期化と応答低減は期待できるが,減衰効果は小さい。2)単層ラチスシェルについても免震層の初期剛性設定を小さくすれば本評価法が適用できる。3)支持架構付ドームでも質量比と下部構造・免震層の周期比が一定範囲内であれば下部構造が剛体の屋根モデルと見なして応答予測ができる。4)非免震構造で,下部構造と屋根構造の固有周期が近く,共振を生じる場合は免震層の挿入により共振による増幅を回避できる。5)下部構造の固有周期が長い場合,免震による低減効果を期待して免震層の固有周期を大きくすると免震層の変位も大きくなる。

シソーラス用語： *ドーム ,  *支点 ,  *地震応答 ,  弾塑性解析 ,  解析モデル
準シソーラス用語： *ラチスドーム ,  *免震支承 ,  等価線形化法

分類 (3件)： 特殊構造形式の構造物  (RA05010L) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  構造動力学  (HD02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 免震支承 ,  支持 ,  架構 ,  ラチスドーム ,  地震応答 ,  評価