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J-GLOBAL ID：200902216224462810   整理番号：08A0998441

マウス胚性幹細胞の効率的な増殖のための人工的な無細胞性支持層の設計

Design of the Artificial Acellular Feeder Layer for the Efficient Propagation of Mouse Embryonic Stem Cells

著者 (7件)： NAGAOKA Masato (Medical Coll. of Wisconsin, Wisconsin) ,  HAGIWARA Yuko (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  TAKEMURA Keiko (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  MURAKAMI Yuta (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  LI Jixuan (Medical Coll. of Wisconsin, Wisconsin) ,  DUNCAN Stephen A. (Medical Coll. of Wisconsin, Wisconsin) ,  AKAIKE Toshihiro (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 39  ページ： 26468-26476  発行年： 2008年09月26日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胚性幹細胞(ES)培養の新しいシステムを構築するために,白血病阻害因子(LIF)とIgG-Fc領域より構成される固定化した融合蛋白質(LIF-Fc)を作成し,ES細胞の多分化能の維持に対するLIFの効果を評価した。マウスのES細胞はLIF-Fcで覆った表面上で未分化な状態を維持した。また,LIF-FcおよびE-カドヘリン-Fc双方を固定した表面でES細胞を培養した時,ES細胞はコロニー形成をすることなく特徴的な散乱した形態を示し,追加のLIFの添加無しで未分化性と多分化能を維持した。LIFシグナル伝達の活性化は共固定化表面でも維持されていた。これらの結果から不動化したLIFとE-カドヘリンが効率的にES細胞を維持できることが分かった。さらに,ES細胞の多分化能の維持におけるLIFのシグナル伝達の解析に,LIF-Fcが使用できることが示された。

シソーラス用語： *ES細胞 ,  マウス ,  LIF【増殖阻止因子】 ,  能力 ,  融合タンパク質 ,  細胞増殖 ,  *細胞培養 ,  培地 ,  免疫グロブリンG ,  タンパク質 ,  多分化能 ,  固定化タンパク質 ,  ネズミ亜目

分類 (1件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (6件)： マウス胚性幹細胞 ,  増殖 ,  人工 ,  細胞性 ,  支持層 ,  設計