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J-GLOBAL ID:200902216568594147   整理番号:09A0299594

27MHz水晶微量天秤上でのカルモジュリンの立体構造変化及びペプチド結合のin situモニタリング

In Situ Monitoring of Conformational Changes of and Peptide Bindings to Calmodulin on a 27 MHz Quartz-Crystal Microbalance
著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 1841-1847  発行年: 2009年03月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アドミタンス解析ベースのカルモジュリン固定化27MHz水晶微量天秤によって,Ca2+イオンの添加によるカルモジュリンの立体構造変化及びCa2+/カルモジュリンへのペプチドの結合とその後の立体構造変化をモニタリングした。それぞれ時間に依存した周波数低下(質量増加)並びにエネルギー散逸低下(弾性増加)から,結合と立体構造変化の生起を検出することができた。アビジン-ビオチン相互作用によって予めビオチニル化カルモジュリンを固定化した微量天秤セルへCa2+イオンを注入した場合,周波数は増加し,エネルギー散逸が低下したが,これは,脱水及び柔軟カルモジュリンから硬質Ca2+/カルモジュリンへの立体構造変化による。Ca2+/カルモジュリン固定化微量天秤内へカルモジュリンKII-ペプチドを添加した場合,周波数は直ちに低下し,遅れてエネルギー散逸が低下した。このことから,カルモジュリンKII-ペプチドがCa2+/カルモジュリンに対してアロステリック結合モードで相互作用することが分かった。ペプチドのCa2+/カルモジュリン結合速度論パラメータとその後のCa2+/カルモジュリンの立体構造変化の速度論パラメータを得た。この方法は,立体構造や粘弾性変化を含む重要な生物分子相互作用を調べるのに有用であると考察した。
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  質量,密度,比重の計測法・機器  ,  分析機器 
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