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J-GLOBAL ID：200902216855521312   整理番号：08A1134590

量子ドットで標識された標的蛋白質の細胞内イメージング

Intracellular imaging of targeted proteins labeled with quantum dots

著者 (4件)： YOO Jungwoo (Dep. of Material Sci., Graduate School of Engineering, Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KAMBARA Taketoshi (Biomedical and Engineering Res. Organization, Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  GONDA Kohsuke (Biomedical and Engineering Res. Organization, Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  HIGUCHI Hideo (Biomedical and Engineering Res. Organization, Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Experimental Cell Research  (Experimental Cell Research)
巻： 314  号： 19  ページ： 3563-3569  発行年： 2008年11月15日 
JST資料番号： B0313A  ISSN： 0014-4827  CODEN： ECREAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生きた細胞中で,光に安定で明るい量子ドット(QDs)を用いて標的蛋白質の動きをイメージングする新しい方法を開発した。QDsをファロイジン,抗チューブリン抗体やキネシンなど種々の分子に結合させた。これらの生体分子に結合したQDsを遺伝子導入試薬と混合し,生細胞にうまく導入することができた。個々のQDsを長期にわたり追跡した。ファロイジン結合QDsはアクチン線維に結合し,ほとんど動きを示さなかった。対照的に,抗チューブリン抗体に結合したQDsは微小管に結合し,微小管の動的運動を明らかにした。キネシンは,数秒静止し再び動き出すというような興味ある動きを示した。これは,in vitroの測定で見られるキネシンの一定速度での運動と対照的である。細胞中でのキネシンの最大速度は,in vitro測定での速度より速かった。これらの結果はキネシンの細胞内での動きがin vitroでの測定とは異なることを示唆する。ここで述べた新規な方法は,生細胞中での蛋白質の機能を研究するための強力な道具となるであろう。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *量子ドット ,  ターゲット ,  細胞 ,  チューブリン ,  *微小管関連タンパク質 ,  遺伝子導入 ,  アクチンフィラメント ,  微小管 ,  可視化 ,  タンパク質 ,  細胞内分布 ,  *画像分析 ,  シクロペプチド ,  オリゴペプチド ,  モータータンパク質
準シソーラス用語： 生細胞 ,  キネシン

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

物質索引 (1件)： ファロイジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 量子ドット ,  標識 ,  標的蛋白質 ,  イメージング