文献

J-GLOBAL ID：200902216932184669   整理番号：08A0558081

制約のある内挿プロフィル法を用いた非線形音波伝搬の数値シミュレーション:一次元の場合

Numerical Simulation of Nonlinear Sound Wave Propagation Using Constrained Interpolation Profile Method: One-Dimensional Case

著者 (3件)： TSUCHIYA Takao (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  OKUBO Kan (Tokyo Metropolitan Univ., Tokyo, JPN) ,  TAKEUCHI Nobunao (Akita Prefectural Univ., Akita, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 5 Issue 2  ページ： 3952-3958  発行年： 2008年05月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究で制約のある内挿プロフィル(CIP)法により時間領域での非線形音波伝搬の数値シミュレーションを行った。このCIP法は一種の特性評価法であり,格子点上の音場値のみでなくそれらの空間微分を用いるので数値分散誤差が殆んど生じない高確度法である。一次元非線形音波伝搬にニ種類のCIP式を作製した:一種は非線型方程式を移流項と非線形項に相当する非移流の場合に分割する標準式であり,他は局所音速が粒子速度依存性に基づく式である。後者の方法で移流項の局所音速に非線形項が含まれており,CIP法により直接解くことができる。CIP法の高次確度バージョンである四次のCIP保存半ラグランジアン(CIP-CSL4)法も定式化した。大気中における一次元非線形音波伝搬についていくつかの数値的証明を実施した。計算結果を解析結果と比較した。局所音速の粒子速度依存性に基づく現在の式は非線形音波伝搬のシミュレーションに適している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 一次元 ,  非線形性 ,  *音波伝搬 ,  数値解法 ,  分散【variance】 ,  粒子速度 ,  移流 ,  音圧 ,  圧力分布 ,  数値計算
準シソーラス用語： CIP法

分類 (1件)： 音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (19件)：

• K. S. Yee: IEEE Trans. Antennas Propag. 14(1966) 302.
• C. Yamaya and H. Inoue: Jpn. J. Appl. Phys. 45(2006) 4429.
• T. Miyashita: Jpn. J. Appl. Phys. 45(2006) 4440.
• M. Sato: Jpn. J. Appl. Phys. 45(2006) 4453.
• Y. Saito, T. Tsuchiya, and N. Endoh: Jpn. J. Appl. Phys. 45(2006) 4693.

タイトルに関連する用語 (6件)： 制約 ,  内挿 ,  プロフィル ,  非線形 ,  音波伝搬 ,  数値シミュレーション