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J-GLOBAL ID:200902217269510774   整理番号:09A1238577

高脂肪食給餌ラットにおいて緑茶,紅茶,及びエピガロカテキンは体組成を調節し,耐糖能を改善し,代謝遺伝子発現を様々に発現させる

Green tea, black tea, and epigallocatechin modify body composition, improve glucose tolerance, and differentially alter metabolic gene expression in rats fed a high-fat diet
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巻: 29  号: 11  ページ: 784-793  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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茶とエピガロカテキン-3-ガラート(EGCG)が体脂肪をどのように低下させるかの機構は完全には理解されていない。本研究では緑茶(GT),紅茶(BT),又は単離EGCG(1mg/kg/日)の長期投与が体組成,グルコース耐性,及びエネルギー代謝と脂質ホメオスタシスに関わる遺伝子発現に与える影響を検討した;すべての処置がメタボリックシンドロームの指標を改善すると仮定した。4週齢のラットに15%脂肪食を6か月間給餌し,GT,BT,EGCG又は水を与えた。GTとBTは体脂肪を減少させたがGTとEGCGは除脂肪量を増加させた。16週間でGT,BT,EGCGはグルコース耐性を改善した。肝臓ではGTとBTは脂肪酸の合成(SREBP-1c,FAS,MCD,ACC)と酸化(PPAR-α,CPT-1,ACO)に関わる遺伝子の発現を増加させた;しかしEGCGは効果がなかった。腎周囲脂肪では脂肪細胞分化を仲介する遺伝子がGT(Pref-1,C/EBP-β,PPAR-γ)とBT(C/EBP-β)によって抑制された。一方,LPL,HSL,UCP-2発現は低下した;EGCGはUCP-2とPPAR-γの発現を増加させた。肝臓のトリアシルグリセロール含量は変化しなかった。この結果は,GTとBTは脂肪細胞分化と脂肪組織への脂肪酸取込を抑制し,肝臓による脂肪合成と酸化は増加させるが肝臓の脂肪蓄積は誘導しないことを示唆した。対照的にEGCGは産熱と脂肪組織における分化のマーカーを増加させたが,同じ用量で肝臓又は筋肉に影響を与えなかった。これらの結果は,茶とEGCGがグルコース耐性を改善する新規の別々のメカニズムを示し,肥満予防におけるこれら化合物の役割を支持した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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アルカロイドし好飲料  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  遺伝子発現 
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