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J-GLOBAL ID：200902217399154040   整理番号：08A1269089

A部位秩序化(BiMn₃)Mn₄O₁₂ペロブスカイトでの正及び負・磁気誘電効果

Positive and Negative Magnetodielectric Effects in A-Site Ordered (BiMn₃)Mn₄O₁₂ Perovskite

著者 (8件)： IMAMURA Naoki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KARPPINEN Maarit (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KARPPINEN Maarit (Helsinki Univ. Technol., FIN) ,  MOTOHASHI Teruki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  FU Desheng (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  ITOH Mitsuru (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  YAMAUCHI Hisao (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  YAMAUCHI Hisao (Helsinki Univ. Technol., FIN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 130  号： 45  ページ： 14948-14949  発行年： 2008年11月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁気的性質と電気的性質(誘電性)との連関に注目し,ペロブスカイト型(BiMn₃)Mn₄O₁₂複合酸化物について,合成と構造的な特性化,誘電率の外部磁場及び温度依存性,磁化測定などにより検討した。高温固相反応によるこのA部位秩序化ペロブスカイト型化合物は,59Kで強磁性転移,28Kで反強磁性転移を行い,これらの両転移温度で磁場強度に対して負の磁気容量効果を,28K以下では正の磁気容量効果を示す。この複合酸化物の結晶構造的な特徴,磁気転移特性を明らかにし,特異的な磁気誘電効果が,A部位でのJahn-Teller効果を有するMn³⁺とBi³⁺の存在([MnO₆]八面体網目構造のゆがみ)及びA,B両部位での磁性Mn³⁺の存在(スピン回転)の両要因によるものと説明した。

シソーラス用語： *ペロブスカイト型結晶 ,  *ビスマス化合物 ,  *マンガン化合物 ,  *酸化物 ,  *磁場効果 ,  誘電率 ,  磁化 ,  強磁性 ,  反強磁性 ,  磁気転移 ,  静電容量 ,  結晶構造
準シソーラス用語： *ペロブスカイト型構造 ,  *磁気誘電効果 ,  電気容量

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 秩序化 ,  ペロブスカイト ,  磁気誘電効果