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J-GLOBAL ID：200902217559521273   整理番号：09A1186657

神経軸索変性の選択的エフェクター,カスパーゼ6の結晶構造

The crystal structure of caspase-6, a selective effector of axonal degeneration

著者 (9件)： BAUMGARTNER Renato (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE) ,  BAUMGARTNER Renato (Univ. Bern, Bern, CHE) ,  MEDER Gabriele (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE) ,  BRIAND Christophe (Univ. Zurich, Zurich, CHE) ,  DECOCK Arnaud (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE) ,  D’ARCY Allan (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE) ,  HASSIEPEN Ulrich (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE) ,  MORSE Richard (CHDI Foundation, CA, USA) ,  RENATUS Martin (Novartis Inst. BioMedical Res., Basel, CHE)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 423  号： 3  ページ： 429-439  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトカスパーゼ6 cDNA(残基24~293)を用いて大腸菌で発現,精製,結晶化し最高解像度1.95Åで結晶構造解析および反応の動力学的分析を行った。生化学および構造研究によりカスパーゼ6は溶液中でダイマーとして存在することが分った。分解したドメイン間のリンカーはダイマーの中央の溝に部分的に挿入されて存在した。リガンドフリー及びリガンド結合カスパーゼ-6,-7の立体配座の比較を行い,活性部位のアミノ酸残基を示した。基質と隣接する逆平行β-シートを構成する残基は中央部α-ヘリックス構造の延長の一部分であった。カスパーゼ6はHuntington病の治療の標的分子となり得ること,抗神経変性薬の開発に役立つことを示唆した。

シソーラス用語： 軸索 ,  結晶構造 ,  二量体 ,  立体配座 ,  活性部位 ,  アミノ酸残基 ,  β構造 ,  ヘリックス構造 ,  *Huntington病 ,  *カスパーゼ ,  中枢神経系作用薬
準シソーラス用語： *エフェクターカスパーゼ ,  *カスパーゼ6 ,  カスパーゼ7 ,  神経変性

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 神経軸索変性 ,  エフェクター ,  カスパーゼ6 ,  結晶構造