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J-GLOBAL ID：200902218034899700   整理番号：09A0729616

刺激応答性マクロアゾ開始剤の合成とヘア状ポリマーラテックス粒子形成のための(開始剤+分散安定剤)としての利用

Synthesis of Stimuli-Responsive Macroazoinitiators and Their Use as an Inistab Toward Hairy Polymer Latex Particles

著者 (6件)： FUJII Syuji (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  KAKIGI Yuichi (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  SUZAKI Motomichi (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  YUSA Shin-Ichi (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  MURAOKA Masahiro (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  NAKAMURA Yoshinobu (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 47  号： 13  ページ： 3431-3443  発行年： 2009年07月01日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,2′-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プロピオン酸アミド]と2-ブロモイソブチリルブロミドから[=NCMe₂C(O)NHCH₂CH₂OC(O)CMe₂Br]を合成した。2-プロパノール中,CuCl/bpyを触媒としてメタクリル酸2-(ジエチルアミノ)エチル{DEA}を25°CでATRP重合し,PDEA-マクロアゾ開始剤を得た。pH<7では水に可溶であったがpH>7では水不溶になり,水溶液の透過度(流体力学的半径)はpH=7を境に急変した。イソプロパノール中,PDEA-マクロアゾ開始剤とスチレンモノマーを混合し,80°C,48hで分散重合してpH応答性のPDEAヘアを持つ単分散(98nm)ポリスチレンを調製した。本ラテックスは酸性水溶液にPDEAヘアがプロトン化・溶媒和して分散し,塩基性水溶液ではPDEAヘアの脱プロトンによりフロキュレーションした。分散-フロキュレーションサイクルは可逆的であった。

シソーラス用語： 化学合成 ,  重合開始剤 ,  分散重合 ,  *アゾ化合物 ,  *pH依存性 ,  *マクロ開始剤 ,  ポリスチレン ,  ブロック共重合体 ,  ラテックス ,  ポリメタクリル酸エステル ,  分子構造 ,  透過率 ,  界面張力 ,  水溶液 ,  流体力学的半径 ,  フロキュレーション ,  原子移動ラジカル重合 ,  コアシェル構造 ,  *刺激応答性高分子
準シソーラス用語： ATRP ,  ブロックコポリマ ,  透過度 ,  分散安定性

分類 (1件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (3件)： 2-ブロモイソブチリルブロミド ,  メタクリル酸2-(ジエチルアミノ)エチル ,  1,2-ビス[1,1-ジメチル-2-オキソ-2-[2-(2-ブロモ-2-メチルプロパノイルオキシ)エチルアミノ]エチル]ジアゼン

タイトルに関連する用語 (8件)： 刺激応答性 ,  マクロ ,  アゾ開始剤 ,  ポリマー ,  ラテックス ,  粒子形成 ,  開始剤 ,  分散安定剤