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J-GLOBAL ID：200902219171436684   整理番号：09A0189114

新エネルギーサイクルに向けた高効率太陽励起レーザーの開発

Development of Solar Pumped Laser for New Energy Cycle

著者 (16件)： 舩津貴行 (東京工大) ,  矢部孝 (東京工大) ,  矢部孝 (EntropiaレーザーInitiative) ,  吉田國雄 (EntropiaレーザーInitiative) ,  内田成明 (EntropiaレーザーInitiative) ,  大久保友雅 (東京工大) ,  BAGHERI Behgol (東京工大) ,  大石剛弘 (東京工大) ,  大東和也 (東京工大) ,  石岡学 (東京工大) ,  安永記士 (東京工大) ,  佐藤雄二 (EntropiaレーザーInitiative) ,  BAASANDASH Choijil (EntropiaレーザーInitiative) ,  加藤洌 (千歳科技大) ,  柳谷高公 (神島化学工業) ,  岡本義昭 (岡本光学加工所)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 37  号： 2  ページ： 131-138  発行年： 2009年02月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽エネルギーを金属マグネシウムの形で貯蔵し,必要に応じて燃料とする新エネルギーサイクルを提案している。MgOを還元してマグネシウムに再生するには,4000Kの高温が必要である。10⁵W/cm²のパワー密度を満たし,かつ自然エネルギーを用いるには,太陽励起レーザーが最適である。ここでは,レーザ媒質やフレネルレンズについて本実験で実現した太陽励起レーザーの特徴を記述した。また,更なるレーザ出力の向上を目指した4m²のフレネルレンズを用いたレーザ発振の結果を示した。Cr:Nd:YAG媒質を用いて,高効率で経済的な特徴を持つ新しい太陽励起レーザシステムを開発した。入力太陽光パワー1860Wに対して最大で78.9Wを得た。光変換効率は約4.2%であった。

シソーラス用語： *光ポンピング ,  *太陽光 ,  技術開発 ,  エネルギー変換効率 ,  エネルギー資源 ,  サイクル ,  太陽エネルギー ,  *YAGレーザ ,  酸化マグネシウム ,  還元 ,  マグネシウム ,  レーザ材料 ,  Fresnelレンズ ,  レーザ出力 ,  レーザ発振 ,  レーザシステム
準シソーラス用語： *太陽光励起レーザ

分類 (2件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  太陽エネルギー利用機器  (QE05020H)

引用文献 (17件)：

• YABE, T. Appl. Phys. Lett. 2006, 89, 261107
• 矢部孝. レーザー研究. 2006, 6, 408
• YOUNG, C. G. Appl. Opt. 1966, 5, 993
• LANDO, M. Opt. Materials. 1999, 13, 111
• LANDO, M. Opt. Comm. 2003, 222, 371

タイトルに関連する用語 (6件)： エネルギーサイクル ,  高効率 ,  太陽 ,  励起 ,  レーザー ,  開発