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J-GLOBAL ID:200902219192549861   整理番号:09A0733593

9Cr-ODS鋼のクリープ強度に及ぼすナノサイズ酸化物粒子分散及びδフェライト比率の影響

Effect of Nano-Size Oxide Particle Dispersion and δ-Ferrite Proportion on Creep Strength of 9Cr-ODS Steel
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1778-1784 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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9Cr-ODS鋼の金属組織及び高温クリープ強度に及ぼす化学組成の影響について研究した。研究では,特にナノサイズ酸化物粒子分散及びδフェライト比率の定量的情報に注目した。これらはそれぞれ小傾角中性子/X線散乱解析及び熱膨張解析により評価した。これらの定量的情報は透過電子顕微鏡により得た従来の情報と良く一致している。両者の情報は,9Cr-ODS鋼のクリープ強度改善のために必要な金属組織の特徴はナノサイズ酸化物粒子の密度であること,及びフェライト/マルテンサイト(F/M)二重組織が高密度ナノサイズ酸化物粒子分散の好ましいことを示している。過剰酸素濃度の最適化及びF/M二重組織の制御の両方が9Cr-ODS鋼のナノ組織制御のために有望な技術である。タングステン固溶体強化は二重組織形成により増進した酸化物分散強化と比較してその影響は小さい。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分散強化合金  ,  金属材料  ,  機械的性質  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (13件):
  • 1) S. Ukai, T. Okuda, M. Fujiwara, T. Kobayashi, S. Mizuta and H. Nakashima: J. Nucl. Sci. Technol. 39 (2002) 782.
  • 2) S. Ukai, T. Kaito, S. Ohtsuka, M. Fujiwara and T. Kobayashi: ISIJ Int. 43 (2002) 2038.
  • 3) S. Ukai and S. Ohtsuka: Materia 44 (2005) 749–756 (in Japanese).
  • 4) T. Kaito, S. Ohtsuka and M. Inoue: Proc. Global 2007 Advanced Nuclear Fuel Cycles and Systems (Boise, Idaho, September 9–13, 2007) p. 37.
  • 5) S. Ohtsuka, S. Ukai, M. Fujiwara, T. Kaito and T. Narita: Mater. Trans. 46 (2005) 487–492.
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