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J-GLOBAL ID：200902219351278190   整理番号：09A0737439

傾斜ローラーによるアルミニウム合金鋳物の熱間しごきスピニング加工

Hot Shear Spinning of Cast Aluminum Alloys with Inclined Roller

著者 (6件)： 森謙一郎 (豊橋技術科学大学) ,  大迫洋和 (豊橋技術科学大学大学院工学研究科) ,  野中孝之 (トピー工業(株) 豊川製造所) ,  杉山大吾 (トピー工業(株) 豊川製造所) ,  海老原治 (トピー工業(株) 豊川製造所) ,  石黒農 (富山工業高等専門学校)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 50  号： 581  ページ： 570-574 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 傾斜ローラーを用いたアルミニウム合金鋳物の熱間しごきスピニング加工を行い,その変形特性を調べた。加工実験により以下の知見を得た。1)ローラーを傾斜させて傾斜部の圧下方向をマンドレルの垂直方向に近づけることで,材料の逆流が防止されて目標の肉厚を得た。2)ローラー角度の増加と共に,肉厚戻り率は減少して逆流を防止しており,30°以上で逆流はほとんど生じていない。3)成形体の角部に発生する表面クラックの長さはローラー角度の増加と共に減少した。4)傾斜ローラーでは,余剰の変形が小さくなって成形体の全伸びは傾斜していないものよりも大きくなるが,強度は低くなった。5)傾斜ローラーでは,段付き部の材料充満を向上できた。

シソーラス用語： *スピニング加工 ,  *しごき加工 ,  *アルミニウム合金 ,  鋳物 ,  ローラ ,  傾斜角 ,  表面亀裂
準シソーラス用語： 表面クラック

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (6件)：

• 林央. 軽金属. 2005, 55, 8, 371-376
• アルトピア編集部. アルトピア. 2004, 34, 8, 9-17
• 福地文亮. 軽金属. 2005, 55, 3, 147-152
• 半谷禎彦. 軽金属. 2006, 56, 2, 112-116
• KLEINER, M. CIRP Ann. 2003, 52, 2, 521-542

タイトルに関連する用語 (4件)： 傾斜ローラー ,  アルミニウム合金鋳物 ,  しごき ,  スピニング加工