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J-GLOBAL ID:200902219623966180   整理番号:08A0194457

カラマツ(Larix kaempferi)の木部柔細胞における過冷却耐性の向上に関連する遺伝子発現

Gene expression associated with increased supercooling capability in xylem parenchyma cells of larch (Larix kaempferi)
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号: 13  ページ: 3731-3742  発行年: 2007年 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カラマツ(Larix kaempferi)の木部柔細胞は,過冷却に対する温度限界が季節により変化し,夏には-30°C,冬には-60°Cであった。そこで,木部柔細胞の過冷却耐性の変化機構の解明を目的として,過冷却耐性の向上に関連して発現する遺伝子を,ディファレンシャルディスプレイ法などを利用して調べた。その結果,木部柔細胞の過冷却耐性の向上に関連して発現する30個の遺伝子が見いだされた。これらの遺伝子は,シグナル伝達因子,代謝酵素,胚形成後期大量発現蛋白質,熱ショック蛋白質,蛋白質合成及びクロマチン構築蛋白質,防御応答蛋白質,膜輸送体,金属結合蛋白質,機能未知蛋白質をコードしていた。これらの全遺伝子は,冬に多く発現し,夏や脱順化処理した冬の枝では発現が減少するか消失した。30個の遺伝子の内の29個は皮層よりも木部で多く発現し,11個は新しい低温誘導遺伝子であることが示唆された。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林植物学  ,  遺伝子発現  ,  植物に対する影響 

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