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J-GLOBAL ID:200902219780470570   整理番号:08A1101378

Hi-net観測網の傾斜計で記録された微動データを利用した日本の地殻の三次元S波速度構造

Three-dimensional crustal S wave velocity structure in Japan using microseismic data recorded by Hi-net tiltmeters
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: B10  ページ: B10302  発行年: 2008年10月28日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筆者達は合成相互スペクトルを観測された環境地震ノイズの相互スペクトルにあてはめることにより,三次元(3-D)S波速度トモグラフィーのための3段階の方法を開発した。この手法を2004年6月から2004年12月まで679地点でのHi-net傾斜形の記録に適用した。最初に全ての観測点に対について進行方向成分間および横方向成分間の正規化した相互スペクトルを算定した。第1段階では観測点から100km以内の領域内のもとに小さな水平異質を仮定して各観測点について局所的1-DS波速度インバージョンを行なう。領域内の対の観測点間で合成相互スペクトルを観測された相互スペクトルにあてはめることにより基本Rayleigh波,基本Love波および第1倍音Love波の分散曲線を測定した。第2段階では観測された相互スペクトルのインバージョンにより経路平均の1-DS波速度構造を求める。第3段階では得られた経路平均相度構造について波線近似を用いてインバージョンにより3-DS波速度構造(地表面から50kmの深さまでの0.1°×0.1°kmの格子)を求める。得られたS波速度構造は地表面から深さ20kmまでの構造線に沿って明瞭な低速度異常を示す。特に日高山脈に沿ってS波速度の-20%を超えるゆらぎが観測された。また,九州および東北の火山の下で低速度異常が見られる。四国南西部において筆者達の結果は付加体(四万十帯)に対応する明瞭な低速度異常を示す。日本の中部の20kmより深部で低速度異常が観測されており,このことは厚い地殻を示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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地震学一般  ,  地震波伝搬  ,  地殻・上部マントルの構造・組成 

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