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J-GLOBAL ID:200902220060874702   整理番号:09A0547553

「自己修復材料・自己治癒コーティング」の探索および商品展開(2)自己修復機能を材料に付与するインテリジェントマイクロカプセルの開発

著者 (6件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 89-91  発行年: 2009年02月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高分子複合材料中に発生する微小亀裂をマイクロカプセルにより自己修復させる方法がWhiteらにより提案されているが,本研究では,修復剤としてジシクロペンタジエン(DCPD)を安定かつ効率よく内包する方法として,O/Wエマルションの相分離と液中乾燥法を組合わせる方法を採用し,コア-シェル構造を有するマイクロカプセルを開発した。有機相は,溶媒ジクロロメタン,コア物質である修復剤DCPD,相分離安定剤イソオクタン,カプセル外殻形成ポリマーPMMA,界面活性剤ソルビタンモノオレート(Span80)から成り,外水相は,PVA,第3リン酸カルシウムを含む水溶液から成り,これらを撹はんしてO/Wエマルションを作製,加熱,減圧して相分離と液中乾燥を行い,マイクロカプセルを作製した。カプセルは粒径が,約40μmで,修復剤DCPDを内包した滑らかな表面のコア-シェル構造を有する。さらに,初期DCPD添加量を変えてマイクロカプセル化に及ぼす粒径,膜厚,DCPD含有量,DCPD含有率を調べた結果,膜厚を約10μmに保ったままDCPD含有率50wt%のマイクロカプセルの作製も可能であることが分かった。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  その他の添加剤,配合薬品,副資材 
物質索引 (4件):
物質索引
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