抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルは軌道の全線に渡って敷設されるものであり,膨大な数が対象となるため,極力人手を介さずに済む保守点検方法および管理方法を考える必要がある。そこで,地上コイル個別情報管理装置の開発と共に,地上コイルの故障を未然に防ぐための地上コイルの自己異状検知(スマートセンシング)システムの構築を目指して,検討を行った。1)スマートセンシングの概念,2)電源装置の検討,3)試作電源装置の特性試験,について記述した。スマートセンシングの概念は,地上コイルの不具合発生の事前の兆候として,モールド樹脂のひずみの増大,振動の増加,異常な温度上昇などがあり,これらの情報を検知・処理する小型センサユニットにより,外部から収集可能にするものである。これにより,地上コイルの異状の有無を,地上コイル自らが発信することになり,故障を未然に防ぐ。