文献
J-GLOBAL ID:200902220129194571   整理番号:08A0754987

LaNi5における空孔形成に関する第一原理調査

First-principles study of vacancy formation in LaNi5
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号: 27  ページ: 275232,1-5  発行年: 2008年07月09日 
JST資料番号: B0914B  ISSN: 0953-8984  CODEN: JCOMEL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属間化合物LaNi5は,水素蓄積物質として理想的な特性を有する。一方,このLaNi5の吸収-脱着サイクル中には,水素貯蔵容量損失が発生することも知られている。また,水素化プロセスを改善するため,置換LaNi5合金についても調査されており,とりわけ,NiにSnを置換することで,劣化度を著しく低減させられること,更に,このSnの添加によって,空孔の安定性に影響を齎すことが報告されている。そして,水素蓄積容量の損失を抑える上で,空孔形成に関する理解が,重要な役割を果たす。だが,LaNi5の空孔特性に関する報告がないのが現状である。本稿では,LaNi5について,第一原理計算によって,空孔生成エネルギーと空乏が格子パラメータに齎す影響を評価した。この結果,Niダンベルによって,Ni高濃度側の化学量論的組成からのずれが補正されること,また,このNiダンベルを含む算出された格子パラメータは,Ni高濃度側に関する実験結果と良好に一致することが示された。更に,2c側のNi空孔の形成エネルギーは,3g側よりも約0.8eV低いことが示され,これは,2c側のNi原子近傍のNi間結合の弱化であることによるものと述べた。以上,本調査の結果から,Ni空乏は,LiNi5の脱着プロセスによって,主に2c側にて形成されることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気体燃料の輸送,供給,貯蔵 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る