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J-GLOBAL ID:200902220733001641   整理番号:09A0932445

北海道東部,根釧原野および斜里平野における約3万5千~1万2千年前のテフラ層序と後屈斜路カルデラ火山の噴火史

Eruptive history of post-caldera volcanoes of Kutcharo caldera, eastern Hokkaido, Japan, as inferred from tephrostratigraphy in the Konsen and Shari areas for the period 35-12ka.
著者 (5件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 369-390  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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後屈斜路カルデラ(アトサヌプリ,中島,摩周)火山の噴火史を検討するため,最新の屈斜路カルデラ形成噴火(KpI:35ka)以降のテフラを対象に,道東の根釧原野と斜里平野を調査した。KpIと,最初の摩周カルデラ噴出物(12ka)の間には,根釧原野で24層(上位からMl-a~-b,Ch-a~-d,Nu-a~-r),斜里平野で10層のテフラが堆積し,この他に薄いスコリア層等が20層以上挟在する。層位や岩相から,斜里地域の8層が根釧地域のテフラと対比できた。岩石学的手法等により,Nu-qは道央の御鉢平カルデラ起源であり,Nu-e,Nu-gなど10層がアトサヌプリ・中島火山,それ以外は全て摩周火山起源のテフラである事が分かった。35ka以降の火砕噴火は,アトサヌプリ・中島火山で10回(16km3)であるのに対し,摩周火山では,数千年以上の休止期を挟まずに50回以上(90km3)頻発している。(著者抄録)
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (37件):
  • Beresford, S. W., Cole, J. W. and Weaver, D. S., 2000, Weak chemical and mineralogical zonation in the Kaingaroa Ignimbrite, Taupo Volcanic Zone, New Zealand. New Zealand Jour. Geol. Geophys., 43, 639-650.
  • Feebrey, C. A., 1995, Petrology and geochemistry of the Toya ignimbrites and post-caldera volcanism, Toya caldera, SW Hokkaido, Japan-Implications of island arc evolution-. Ph-D thesis of Hokkaido Univ., 237p.
  • 藤原伸也・中川光弘・長谷川摂夫・小松大祐, 2007, 北海道中央部, 十勝岳火山の最近3,300年間の噴火史.火山, 52, 253-271.
  • 船山 淳・中川光弘, 1991, 北海道東部武佐火山の地質と岩石.岩鉱, 86, 410-423.
  • Gill, J., 1981, Orogenic Andesites and Plate Tectonics. Springer-Verlag, New York, 390 p.
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