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J-GLOBAL ID：200902220884699004   整理番号：09A0235971

Cu-Mo複合材料の開発と熱伝導特性

Development and Thermal Properties of Cu-Mo Composite Materials

著者 (4件)： 松原賢典 (九州工業大学大学院工学研究院) ,  黒木博憲 (株式会社黒木工業所技術研究所) ,  澤井直久 (株式会社黒木工業所技術研究所) ,  高原良博 (九州工業大学大学院工学研究院)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 73  号： 3  ページ： 211-215 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Cu-Mo複合材料は熱伝導性に優れるCuの特徴と低い熱膨張率と高強度のMoの特徴を併せもった材料であり,ヒートシンク(熱放出板)に利用されている。本研究では,比較的簡便な方法で高い熱伝導特性を持つCu-Mo複合材料を作製する方法を探索した。粉末冶金法の原料の混合過程に着目し,遊星型ボールミルの最適な混合条件を決定した。ボールミルの回転速度は,試料の緻密化に大きく影響し,結果として熱伝導率を左右した。等しい混合速度で混合した場合,混合度と熱伝導率には明確な相関関係があり,高い熱伝導率を得るためにはCuおよびMo粒子を均一に分布させることが重要であることが分かった。最適条件で作製した試料は熱伝導率166.4W・m^-1K^-1,密度9.18g/cm³を示した。

シソーラス用語： *モリブデン合金 ,  銅含有合金 ,  *メカニカルアロイング ,  粉砕 ,  ボールミル ,  回転数 ,  緻密化 ,  熱伝導率 ,  分散度 ,  相対密度 ,  混合度 ,  微細構造 ,  熱膨張係数 ,  依存性 ,  ヒートシンク ,  メカニカルミリング ,  混合粉末 ,  組成依存性 ,  *伝導伝熱 ,  *改変 ,  *輸送現象
準シソーラス用語： *熱伝導 ,  遊星ボールミル ,  回転速度 ,  分散性 ,  微細組織

分類 (2件)： 粉末製造  (WC02020M) ,  その他の物理的・機械的性質  (WB02040F)

引用文献 (6件)：

• KIRK, T. W. Advances in Powder Metallurgy. 1992, 9, 115-122
• YIH, P. J. Electronic Mater. 1995, 24, 841-851
• HUPPMANN, W. J. Powder Metall. 1975, 118, 249-258
• MORIYOSHI, Y. Ekisoshoketu. 1992, 123-153
• MORIYOSHI, Y. Ekisoshoketu. 1992, 96-103

タイトルに関連する用語 (5件)： Cu ,  Mo ,  複合材料 ,  開発 ,  熱伝導特性