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J-GLOBAL ID:200902220922297055   整理番号:08A0904081

Sn-Zn-Al鉛フリーはんだにおけるヤング率および内部摩擦の温度依存性

Temperature Dependence of Young’s Modulus and Internal Friction in Sn-Zn-Al Lead-Free Solder
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 981-986 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: U0026A  ISSN: 1880-9871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Sn-7Zn-0.006Al鉛フリーはんだの機械的性質の実験的研究はほとんど行なわれていない。曲げ振動を用いて,Sn-7Zn-0.006Al,Sn-7Zn,およびSn-8Zn-3Biはんだにおけるヤング率Eおよび内部摩擦Q-1の温度依存性を研究した。温度増加による熱軟化によって,Sn-7Zn-0.006Alはんだが最も小さなE低下を示した。Sn-7Zn-0.006AlおよびSn-7Znでは,約90-199°C(第一),135-140°C(第二)および175-180°C(第3)の3つのQ-1ピークがあらわれること,Sn-8Zn-3Biでは,約90°(第一)および135°C(第二)の2つのQ-1ピークがあらわれることがわかった。また,低周波数における振動実験を行ない,これらのQ-1ピークの起源を研究した。2つの振動実験での-1ピークに対するArrheniusプロットから,Sn-7Zn-0.006Alにおける第3Q-1ピーク,Sn-7Znにおける第二Q-1ピークおよびSn-8Zn-3Biにおける低周波数でのそれらはArrhenius方程式に従属する緩和現象であり,活性化エネルギーはそれぞれ83kj/mol,144kj/molおよび98kj/molであることがわかった。これらの-1ピークの起源はこれらの値からのゲイン境界に関係すること,およびSn-7Zn-0.006Al合金は非常に小さな量のAlの添加によってミクロ構造において細粒化され,機械的性質に関して他のSn-Zn系はんだよりすぐれていることがわかった。(翻訳著者抄録)
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