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J-GLOBAL ID：200902221380868464   整理番号：08A0565342

ガスフロースパッタリングによるFe-Nナノ粒子の調製と特性評価

Preparation and Characterization of Fe-N Nanoparticles by Gas Flow Sputtering

著者 (3件)： AOSHIMA Hikaru (Utsunomiya Univ., Utsunomiya, JPN) ,  SAKUMA Hiroshi (Utsunomiya Univ., Utsunomiya, JPN) ,  ISHII Kiyoshi (Utsunomiya Univ., Utsunomiya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 1 Issue 2  ページ： 780-783  発行年： 2008年01月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒化鉄(Fe-N)ナノ粒子を反応性ガスフロースパッタリングにより調製した。これら粒子の構造,サイズ分布および磁気特性を,Feに対するNの平均原子比(N/Fe比)の関数として調べた。X線回折分析により,N/Fe比が約0.2のとき,α-Feとγ′-Fe₄Nの混合体ができ,N/Fe比が約0.4のとき,ε-Fe_2-3Nが出現し始めることを明らかにした。透過型電子顕微鏡法を使い,α-Feとγ′-Fe₄Nの結晶粒は1個の粒子中にはできないことを見いだした。その代わり,Fe粒子とγ′-Fe₄N粒子が共存する。サイズ分布はlog正規分布でうまくフィットできた。平均直径と標準偏差は,各々,50,15nmであり,N/Fe比に依存しなかった。N/Fe比が大きくなると,飽和磁化が単調に減少した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *鉄化合物 ,  窒化物 ,  *ナノ粒子 ,  *スパッタリング ,  結晶構造 ,  結晶粒度 ,  粒度分布 ,  化学組成 ,  純鉄 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  直径 ,  標準偏差 ,  *飽和磁化

分類 (2件)： その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

引用文献 (14件)：

• J. M. Gallego, S. Yu. Grachev, D. M. Borsa, D. O. Boerma, D. Ecija. and R. Miranda: Phys. Rev. B 70(2004)115417.
• T. K. Kim and M. Takahashi: Appl. Phys. Lett.20(1972)492.
• S. Kokado, N. Fujima, K. Harigaya, H. Shimizu, and A. Sakuma: Phys. Rev. B 73(2006)172410.
• M. Kuma, T. Tsujioka, K. Matsuura, and Y. Abe: IEEE Trans. Magn.23(1987)3633.
• Y. Sasaki, N. Usuki, K. Matsuo, and M. Kishimoto: IEEE Trans. Magn.41(2005)3241.

タイトルに関連する用語 (6件)： ガスフロー ,  スパッタリング ,  Fe ,  ナノ粒子 ,  調製 ,  特性評価