文献

J-GLOBAL ID：200902222242595585   整理番号：09A0140375

凹凸型単分散ゲル微粒子の一段階による調製 II.ゲル微粒子の生成機構

One Step Formation of Mono-Dispersed Gel Particles with Projections: II. Particle Formation Mechanism

著者 (3件)： 木本正樹 (大阪府産業技総研) ,  日置亜也子 (大阪府産業技総研) ,  井上陽太郎 (大阪府産業技総研)
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 45  号： 2  ページ： 44-49  発行年： 2009年02月01日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリエチレングリコール(PEG)ブロックを含むマクロアゾ重合開始剤(PEG-MAI)を用いて,モノマーとして二官能性モノマーを用い,H₂O/エタノール混合溶媒中において重合を行うことで,凹凸を有する単分散のゲル微粒子が得られた。ゲル微粒子の生成過程における反応率および微粒子の形態変化を観察し,ゲル微粒子調製時の重合温度,モノマー種などの影響を検討することで,凹凸を有するゲル微粒子の生成機構について考察した。一次粒子の柔軟性,溶媒との親和性などによって得られたゲル微粒子の形態は異なり,PEGブロックにより分散安定化された一次粒子の集合体が成長することで凹凸のあるゲル微粒子が生成しているものと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ゲル ,  多層構造 ,  *分散重合 ,  マクロ開始剤 ,  ポリエチレンオキシド ,  *微粒子 ,  モルフォロジー ,  架橋【高分子】 ,  分散【dispersion】 ,  アゾ化合物 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  コアシェル構造 ,  単分散 ,  PPGDA【重合体】 ,  ポリマゲル ,  *重合
準シソーラス用語： ポリプロピレングリコールジアクリレート ,  高分子ゲル

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

物質索引 (6件)： m-ジビニルベンゼン ,  p-ジビニルベンゼン ,  エタノール ,  エチレングリコールジメタクリラート ,  トリエチレングリコールジメタクリラート ,  メチレンビスアクリルアミド

引用文献 (13件)：

• CARUSO, F. Ed. Colloids and Colloid Assemblies. 2004
• 秋吉一成. 表面. 1999, 37, 29
• GAO, H. Polymer. 2005, 46, 1087
• LEUNG, M. F. Macromol. Rapid Commun. 2004, 25, 1819
• 明石量磁郎. 日本ゴム協会誌. 2005, 78, 142

タイトルに関連する用語 (5件)： 凹凸型 ,  単分散 ,  ゲル微粒子 ,  段階 ,  調製