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J-GLOBAL ID：200902222782830842   整理番号：08A0933966

化学のブレークスルーを支える「革新機器」第一部 化学を躍進させた革新機器の最前線 バイオセンサに変革をもたらした表面プラズモン共鳴

著者 (1件)： 梶川浩太郎 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 63  号： 10  ページ： 30-33  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 表面プラズモン共鳴(SPR)について説明し,SPR研究の経過を述べた。SPRが表面に結合する物質を高感度に追跡できるという特徴に注目したスウェーデンのグループがバイオセンサへの応用を提案した。表面プラズモンとエバネッセント光波が一致したときに反射光の強度が減退する表面プラズモン共鳴を利用したバイオセンサは,今やDNA・蛋白質研究に欠かせない。バイオセンシングの原理を示した。筆者らの,金微粒子を使うプラズモンについての研究も紹介した。SPRバイオセンサは一度に多数の検出項目をセンシングできる多機能化,そして,医療やセキュリティー分野での利用を目標とした小型化・可搬下へと進んで行くと考えられる。

シソーラス用語： *バイオセンサ ,  *光センサ ,  *プラズマ共鳴 ,  エバネセント波 ,  DNA【核酸】 ,  タンパク質 ,  金 ,  微粒子 ,  ATR分光法 ,  光ファイバ ,  バイオセンシング技術 ,  *SPRセンサ ,  *表面プラズモン共鳴法
準シソーラス用語： SPRバイオセンサ ,  *表面プラズモン共鳴 ,  *表面プラズモン共鳴バイオセンサ

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  固体プラズマ  (BM02160W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学 ,  ブレークスルー ,  バイオセンサ ,  表面プラズモン共鳴