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J-GLOBAL ID：200902222789473786   整理番号：08A0145298

ロケットラムジェット複合サイクルエンジンモデルの海水面静試験

Sea-level Static Tests of a Rocket-Ramjet Combined Cycle Engine Model

著者 (6件)： TOMIOKA Sadatake (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  HIRAIWA Tetsuo (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  UEDA Shuuichi (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  TANI Kouichiro (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  SAKURANAKAI Noboru (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  KANDA Takeshi (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN)
資料名： Collection of Technical Papers. 43rd AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference, Vol.4, 2007  (Collection of Technical Papers. 43rd AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference, Vol.4, 2007)
ページ： 3797-3809  発行年： 2007年 
JST資料番号： K20080007  ISBN： 1-56347-903-6  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： JAXAの長期開発目標である打上機及び極超音速巡航機の最効率推進システムと期待されている複合サイクルエンジンの候補として,ロケットラムジェット複合サイクルエンジンを研究している。ここでは,スクラムジェット流路の頂壁側に双ロケットチャンバを埋め込んだ本複合サイクルエンジンモデルを製作し,海水面,静条件で試験した。ロケットチャンバをチャンバ圧3MPa,混合比7.5の公称動作条件で水素ガスと酸素により駆動した。また水素ガスを,二次インジェクタオリフィスを経て注入し,ラムジェット燃焼器を与圧した。吸気口セクションの絞りを変化させ空気吸込性能を調べる一方,絞り比可変機械的絞りメカニズムをエンジン出口近傍に設置し流路拡散部分の内部圧力回復を強化した。試験結果,吸込気流閉塞を達成せず,気流流量は設計値の2/3であった。エンジン出口の閉塞条件達成には流路拡散部分の圧力上昇強度は不十分であった。機械的絞りは,エンジン出口で熱と機械絞りと関連する衝撃系侵入を強化し,換言すれば気流とロケットプルームとの混合を強化する。しかし,全圧がより低い気流側の上流で侵入した衝撃系は,吸気口セクションで背圧を増大させ,気流流量を低減させた。2次燃料の過剰噴射は衝撃系状の圧力上昇を生成したが,強化混合は過剰噴射停止によるラムジェット燃焼機内2次燃焼による圧力上昇維持に不十分であった。従って,さらなる推力増強に衝撃系の助けなしでの気流とロケットプルームとの混合強化が必須である。 AIAA-2007-5389

シソーラス用語： *ロケットエンジン ,  *ラムジェット ,  燃焼器 ,  空気取入口 ,  海面 ,  混合比 ,  水素 ,  酸素 ,  *流れ場 ,  気流 ,  燃料噴射
準シソーラス用語： 複合サイクルエンジン

分類 (1件)： 高速空気力学  (BC03000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： ロケット ,  ラムジェット ,  複合サイクルエンジン ,  モデル ,  海水面 ,  試験