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J-GLOBAL ID：200902222991819074   整理番号：08A0495662

BMP阻害は脊髄損傷後の軸索伸長と機能的回復を増強する

BMP inhibition enhances axonal growth and functional recovery after spinal cord injury

著者 (7件)： MATSUURA Iichiro (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  TANIGUCHI Junko (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HATA Katsuhiko (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  HATA Katsuhiko (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SAEKI Naokatsu (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  YAMASHITA Toshihide (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  YAMASHITA Toshihide (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 105  号： 4  ページ： 1471-1479  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖蛋白質のNogginは骨形成因子(BMP)受容体に結合することによりBMPの作用を遮断する。脊髄損傷(SCI)後にNogginを発現する神経前駆細胞を移植した場合には,神経前駆細胞の分化が促進されることが報告されている。本研究では,SCI後のNogginの硬膜内投与が,ラットの自発運動及び軸索再生に及ぼす影響を検討した。SCI後の損傷部位付近のオリゴデンドロサイト及び星状細胞では,BMP2/4の発現が上昇した。SCI後のNogginの硬膜内投与投与により,ラットの自発運動は高進し,皮質脊髄路の再生が促進された。Noggin投与はグリア性瘢痕の形成には影響を与えなかった。これらの結果から,NogginがSCI後の自発運動と軸索再生を促進することが証明された。

シソーラス用語： ラット ,  軸索 ,  *骨形成因子 ,  脊髄 ,  ニューロン ,  免疫染色 ,  動物タンパク質 ,  *タンパク質 ,  *再生 ,  オリゴデンドログリア ,  星状細胞 ,  硬膜内投与 ,  自発運動 ,  分子遺伝現象 ,  成長 ,  脊髄損傷 ,  病態モデル ,  錐体路 ,  *ノギン ,  蛋白質発現 ,  骨形成因子2 ,  骨形成因子4 ,  グリア線維酸性タンパク質 ,  軸索成長 ,  ネズミ亜目 ,  損傷 ,  中枢神経系
準シソーラス用語： BMP2 ,  BMP4 ,  グリア線維性酸性蛋白質 ,  軸索伸長 ,  皮質脊髄路

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  発生と分化  (EJ16020W)

タイトルに関連する用語 (6件)： BMP ,  阻害 ,  脊髄損傷 ,  軸索伸長 ,  回復 ,  増強