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J-GLOBAL ID:200902223177161994   整理番号:08A0930590

メダカ(Oryzias latipes)卵母細胞の最初期マーカー遺伝子の一つfigαの発現に対する比較ゲノミクスアプローチ

Comparative genomics approach to the expression of figα, one of the earliest marker genes of oocyte differentiation in medaka (Oryzias latipes)
著者 (8件):
資料名:
巻: 423  号:ページ: 180-187  発行年: 2008年11月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,メダカ生殖腺における性分化の分子カスケードを,卵母細胞発現遺伝子figαの転写制御を調べることによって解析した。著者らはまず,figαが卵母細胞分化の最初期マーカーの一つであることを,定量的RT-PCRとin situハイブリダイゼーションにより証明した。推定figα標的遺伝子,zpc4とzpbの発現が,figαの発現に続いた。減数分裂特異的遺伝子,scp3はfigαと時間的空間的に似た発現を示した。figαのシス制御配列の特性を明らかにするため,著者らは脊椎動物figα遺伝子のゲノム体制を比較した。C末端エクソンの数と配列ホモロジーの両方とも多様性を示したことから,それほど重要でないことが示唆された。カエルXenopus tropicalisと多くの硬骨魚では,figαはhexokinase2とβ-adducinの間に局在していた。著者らはこのゲノム領域の潜在的シス制御要素を比較したが,高いホモロジーを持つDNA伸長を見つけることは出来なかった。配列相似性の欠如にも拘らず,フグあるいはTetraodonのコンパクトゲノム由来figαフランキング配列で取り巻かれた蛍光蛋白質トランス遺伝子は,メダカ卵母細胞でのfigαの内因性発現を確実に再現したことから,保存された制御機構を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  発生と分化  ,  生殖器官 

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