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J-GLOBAL ID:200902223395243706   整理番号:08A1195008

空気中VOCおよびアルデヒド類濃度測定用サンプラーの使用状況に関する調査

著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 125-134  発行年: 2008年12月01日 
JST資料番号: L4020B  ISSN: 1882-0395  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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室内空気質の測定において,アクティブ法,パッシブ法,検知管法が採取・測定法として挙げられるが,現場の状況に応じたサンプリング法や分析法を適切に選択することは,苦労を伴う作業となる。本研究では,拡散型サンプラーを用いるパッシブ法による室内環境測定や,サンプラーの使用実態の問題点を探り,どのような測定を行うことが望ましいのかについて検討することを目的とし,特に分析手法やパッシブサンプリングでの定量において重要である捕集速度(以下,SRとする。)等に関する現状や使用実態に関して調査票による調査を行った。調査対象は,地方自治体の衛生・環境系の研究所(以下,公的機関とする。),および薬剤師会関係試験検査センター(以下,薬剤師会とする。)の室内空気質測定担当者とした。調査票を配布した173施設中,135施設(公的機関95施設,薬剤師会40施設)より回答を得ることが出来た。調査の結果,アクティブ法を試料採取方法として選択する理由は,「分析精度」と「信頼性」であり,パッシブ法では,「作業の容易さ」であった。また,パッシブ法での定量において必要なSRは,使用しているサンプラーの説明書に記載されている値を使用しており,値が記載されていない物質は,分析対象としていないことが明らかとなった。パッシブ法に対する意見として,SRの信頼性や分析精度に関するものが多く,適切な分析方法やSRの情報提供を行うことが必要である。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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有害ガス調査測定  ,  大気汚染一般  ,  空気調和一般 
引用文献 (22件):
  • 厚生省 生活衛生局 企画課 生活科学安全対策室: シックハウス (室内空気汚染) 問題に関する検討会中間報告書, 別添2「室内空気中化学物質の採取方法と測定方法」,(2000).
  • 文部科学省 体育局: 学校環境衛生の基準,(2002).
  • 厚生労働省: 建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則,(2000).
  • 地方衛生研究所全国協議会: 地方衛生研究所名簿,(http://www.chieiken.gr.jp/somu/meibo.html),(2004).
  • 株式会社裳華房: 大学・研究所・学協会住所録とリンク, 公立試験研究機関の住所録とリンク (都道府県別),(http://www.shokabo.co.jp/address/chiho.html),(2004).
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