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J-GLOBAL ID：200902224580086397   整理番号：08A0837452

港湾RC構造物に吸水防止材を適用した場合の補修効果について

著者 (4件)： 審良善和 (港湾空港技研) ,  戴建国 (港湾空港技研 LCM研究セ) ,  加藤絵万 (港湾空港技研 LCM研究セ) ,  横田弘 (港湾空港技研 LCM研究セ)
資料名： コンクリート工学年次論文集  (コンクリート工学年次論文報告集)
巻： 30  号： 2  ページ： 631-636  発行年： 2008年07月30日 
JST資料番号： Y0507A  ISSN： 1347-7560  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 表面含浸材の港湾RC構造物への適用を目的に,タイプの異なる吸水防止材を小型RC供試体に塗布し,実海水を利用した海水シャワー散布と乾燥の乾湿繰り返しによる屋外暴露試験を実施した。その結果,いずれの吸水防止材も塗布なしのものに比べ補修効果は認められた。ただし,ひび割れの発生時期(塗布の前後)によってひび割れ中への塩化物イオンの浸透性は異なり,吸水防止材の種類によっての防水効果が異なる傾向を示した。また,鉄筋の防食効果も異なることが明らかとなった。以上のことから,吸水防止材を塗布することで構造物の延命化効果は得られるが,その効果は吸水防止材の種類によって異なることが予想された。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *港湾施設 ,  *修理 ,  吸水 ,  海水 ,  散布 ,  乾湿繰返し試験 ,  屋外試験 ,  曝露試験 ,  亀裂 ,  塩化物 ,  浸透 ,  防水 ,  防食 ,  塩害 ,  腐食 ,  *防水材料 ,  含水量 ,  厚み ,  経時変化 ,  電子プローブX線分析 ,  濃度分布 ,  拡散係数 ,  亀裂伝搬 ,  亀裂幅 ,  面積 ,  金属腐食
準シソーラス用語： EPMA【表面分析】 ,  含水率 ,  鉄筋腐食

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 港湾 ,  RC構造物 ,  吸水 ,  補修