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J-GLOBAL ID：200902224595041942   整理番号：09A0235649

M変換を用いた光ショット雑音混入画像の復元

A Restoration of the Image Contaminated with the Photon Shot Noise by an M-Transform Method

著者 (3件)： 星野和弘 (早稲田大学大学院情報生産システム研究科) ,  高市真人 (早稲田大学大学院情報生産システム研究科) ,  西村敏博 (早稲田大学大学院情報生産システム研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 129  号： 3  ページ： 491-496 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イメージセンサでの非定常雑音の一つの光ショット雑音除去の問題を論じた。光ショット雑音混入画像の復元において,擬似直交変換であるM変換により雑音を小振幅の信号に変換し,非線形フィルタであるεフィルタにより雑音を除去し,逆M変換により復元する方法を述べた。本手法の有効性を,自然画像に対してPSNR(Peak-Signal to Noise Ratio)による定量評価,主観評価によりを確認した。最大入射光子数が128のような十分に暗い環境下でも,提案手法が他の手法に比べてPSNR値で優れ,主観的評価においてもぼけの少ない良好な画像を復元出来ると述べた。

シソーラス用語： *画像復元 ,  *雑音除去 ,  特性 ,  非線形フィルタ ,  フィルタリング ,  直交変換 ,  主観評価 ,  イメージセンサ ,  ショット雑音
準シソーラス用語： 定量的評価 ,  非定常性

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (20件)：

• FOSSUM, E. R. CMOS Image Sensors : Electronic Camera on a Chip. IEEE Trans. Electron Devices. 1997, 44, Issue 10, 1689-1698
• EL GAMAL, A. Pixel-Level Processing : Why, What, and How?. Proc. SPIE. 1999, 3650
• 米本和也. CCD/CMOSイメージセンサの基礎と応用. 2003, 23-204
• WHITE, M. H. Characterization of surface channel CCD image arrays at low light levels. IEEE J. Solid State Circuits. 1974, SC-9, 1-13
• 加賀谷亮. 負帰還リセットによるCMOSイメージセンサのバラツキ補償. 映像情報メディア学会誌. 2005, 59, 3, 415-421

タイトルに関連する用語 (3件)： ショット雑音 ,  混入 ,  復元