抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プロジェクタイルとして11mmと5mm径の工業用Al焼鈍材を用い,ステンレス鋼への衝撃圧接特性を調べた。細長比が1から5の大きなプロジェクタイルと1.2の小さいプロジェクタイルをSUS304ステンレス鋼に圧接し,圧接性に及ぼすプロジェクタイル径の影響を,長さ方向に衝撃した円筒型プロジェクタイルにおける温度上昇の影響を有限要素法による数値解析により評価した。解析には,摩擦係数として0.2を使用し,解析式には,Cowper-Symondsタイプ型を用い数値解析した。プロジェクタイル径が5mmの場合,その長さが6mm以下でのみ接合し,11mm径と異なったことから,衝撃圧接では試験形状の相似則は成立しなかった。細長比(長さ/径比)が2以上の試験片では,径に関係なく衝撃初期にプロジェクタイル衝撃面の一部がターゲット面から分離した。径11mmの場合は,いずれの細長比に対して,発熱が生じ接合が可能であった。また,5mm径のプロジェクタイルの細長比では,発熱量が小さく,接合は困難であった。