文献

J-GLOBAL ID：200902225677324973   整理番号：09A0773303

デラフォス石誘導体構造を持つCuMnO₂のエピタキシャル膜に関する光学的および磁気的特性

Optical and magnetic properties of CuMnO₂ epitaxial thin films with a delafossite-derivative structure

著者 (7件)： HIRAGA H. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  FUKUMURA T. (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  OHTOMO A. (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  MAKINO T. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  OHKUBO A. (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  KIMURA H. (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN) ,  KAWASAKI M. (WPI Advanced Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Sendai 980-8577, JPN)
資料名： Applied Physics Letters  (Applied Physics Letters)
巻： 95  号： 3  ページ： 032109  発行年： 2009年07月20日 
JST資料番号： H0613A  ISSN： 0003-6951  CODEN： APPLAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルスレーザー蒸着法によって,MgAl₂O₄(111)基板上にクレドネル石と呼ばれる歪んだデラフォス石,CuMnO₂,をエピタキシャル成長させた。X線回折から,薄膜は高品質の結晶で,CuMnO₂(001)//MgAl₂O₄(111)およびCuMnO₂[100]//MgAl₂O₄〈11-2〉というエピタキシャル関係を有することが分かった。紫外線-可視光域に対する光学応答から,励起子的性質を持つと推測される4.5eVに位置する明瞭な吸収ピークおよび3.0と3.7eVの幅広いピークは,Oの2pからMnの3dへの電荷移動励起であることが判明した。また,20K以下で観測される大きさが0.04μ_B/Mnの残留磁化を持つ小さな磁気ヒステリシスは傾斜反強磁性スピン秩序を示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化物 ,  銅化合物 ,  マンガン化合物 ,  レーザ蒸着 ,  エピタクシー ,  X線回折 ,  アルミニウム化合物 ,  マグネシウム化合物 ,  基板 ,  *紫外可視吸収スペクトル ,  励起子 ,  電荷移動 ,  *反強磁性 ,  *磁気秩序 ,  磁化特性 ,  パルスレーザ蒸着 ,  デラフォサイト
準シソーラス用語： クレドネライト

分類 (2件)： 無機化合物の可視・紫外スペクトル  (BM08084P) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 誘導体 ,  エピタキシャル膜 ,  光学 ,  磁気的特性