文献
J-GLOBAL ID:200902225747761454   整理番号:09A1205712

水素ガス中の二酸化炭素が燃料電池発電に及ぼす影響

著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 42-46  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: G0604B  ISSN: 1883-2350  CODEN: SKGKBP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生ごみのメタン発酵で得られるバイオガス(メタンガス)を水蒸気改質して水素に転換,これを燃料電池に供給して発電する実証試験が行われている。この場合,バイオガスから精製される水素濃度は約65%程度であり,残りは二酸化炭素である。本研究は,二酸化炭素をかなり多く含む状態で燃料電池発電試験を行い,発電に及ぼす二酸化炭素の影響を調べた。カソードおよびアノードは,ガス拡散電極を使用,触媒担持量はアノードにPtまたはPtRu1.0mg/cm2,カソード電極にはPt0.5mg/cm2塗布されたものを使用,2枚の電極と電解質(Nafion117)を圧着させてMEAを作製した。カソード側に加湿酸素を,アノード側には水素と二酸化炭素を二酸化炭素の濃度を調整し,加湿して供給,発電中は燃料電池を約60°Cで加温し,電流電圧特性と出力特性を測定し,発電能力を調べた。その結果,二酸化炭素が水素中に約30%混入すると,燃料電池の出力が約40%も低下することが分かった。これを防ぐには,アノード電極にPtRu触媒を使用し,触媒表面をNafionRでコーティングすると効果的である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃料電池 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る