抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成20年度に「汚泥肥料の規制の在り方に関する懇談会」を4回開催した。平成21年3月にその報告書をまとめた。本稿では,汚泥肥料の規制の現状,懇談会の概要,今後の取締り・指導の動向を紹介した。汚泥を原料とする肥料は,従来,特殊肥料に分類されていたが,平成11年の法律改正により普通肥料に位置付け,新たな公定規格を設けた。公定規格は汚泥肥料を,下水汚泥肥料,し尿汚泥肥料,工業汚泥肥料,混合汚泥肥料のほか,これ等を焼成した焼成汚泥肥料,堆積腐熟させた汚泥発酵肥料の6つに区分している。汚泥肥料の生産量は平成14年の1,046,486tから平成18年には1,325,260tへと約27%増加している。懇談会では,検討の範囲,規制のあり方,生産・流通のモニタリングのあり方について議論した。