抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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衝撃塑性加工や衝撃塑性現象に関連する衝撃材料特性を調べる平板衝撃試験(PIT)を紹介し,さらに,高精度の衝撃応力波面解析手法を解説した。PITは圧電性高分子ポリふっ化ビニリデン(PVDF)を埋込んだ標的試験片に衝突板を衝突させて衝撃材料特性を調べるもので,発生する非定常波のセンシングシステムの概要を示した。その衝撃応力波面構造推定に用いるPVDFゲージの標準電荷モード法(Q2法),PVDFゲージの修正電荷モード法(Q1法),PVDF膜厚の衝撃波面への影響(Qt法)を解説した。検出した電荷波形をゲージ電極有効面積で除した電荷密度をQ2法,Q1法,Qt法で計算して求めた衝撃密度波形を比較して,Qt法で求めた波面が真の電荷密度波面に最も近いことを示した。また,応力・ひずみ曲線がひずみ速度の一つのべき乗則で近似できることを示した。