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J-GLOBAL ID:200902226223557589   整理番号:09A1105820

Coscinium fenestratumからのプロトベルべリンアルカロイドのマイクロ波援用抽出

Microwave-Assisted Extraction of Protoberberine Alkaloids from Coscinium fenestratum
著者 (4件):
資料名:
巻: 42  号: 10  ページ: 752-759 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Coscinium fenestratumからベルべリン(BER),パルマチン(PAL),およびjatrorrhizine(JAT)をマイクロ波援用抽出法(MAE)で抽出するための有効な方法を開放容器(大気圧下)および密閉容器(加圧下)中で開発した。最適条件(60%EtOH,物質/溶媒比:1.00g:40mL,マイクロ波出力:300W)下のMAEにより83°Cの沸点で開放容器中で得られたBERの抽出収率:25.20mg/gで,160°Cの密閉容器中で:27.35mg/gであり,Soxhlet抽出法で得られた抽出収率:24.37mg/gおよび24hrの間,0.2%硫酸による抽出収率:21.82mg/gより高かった。170°Cで,15分間抽出でJATの抽出収率:2.36mg/gで,PALの抽出収率:0.73mg/gであり,最高値であった。160°Cで水を溶媒とする15分間のBERの抽出収率:20.31mg/gであり,24hの間0.2%硫酸で得られたのと同レベルであった。この高い抽出収率は,高温における水のアルコール様特性によった。160°C以上でのBERの分解を観察した。EtOHおよびNaClの添加はBERの分解を抑制することができた。MAE法はCoscinium fenestratumからプロトベルべリンアルカロイドを抽出するための,抽出時間および抽出収率の点で従来法の抽出法より有効であった。(翻訳著者抄録)
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