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J-GLOBAL ID:200902226342503071   整理番号:08A1272239

水和が蛋白質動力学に及ぼす影響:誘電と中性子散乱分光法データの組合せ

Influence of Hydration on Protein Dynamics: Combining Dielectric and Neutron Scattering Spectroscopy Data
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号: 45  ページ: 14273-14280  発行年: 2008年11月13日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水和した水を含む溶媒が蛋白質の動力学と活性に影響することが知られている。水和したライソザイム粉末について,誘電分光法と中性子散乱データを組み合せることによって水和がライソザイムに及ぼす影響を調べた。広い周波数と温度範囲にわたって種々の水和レベルで幾つかの緩和過程を同定し,蛋白質の動力学をフォローした。最初に,蛋白質の構造緩和を水和水に結び付けた緩和過程と大規模な蛋白質の運動に対する最緩速誘電緩和過程を明らかにした。両緩和過程は300~180K間で円滑で若干の超Arrhenius型温度依存性を示す。最緩速過程の温度依存性は主な誘電緩和を伴い,同じ摩擦機構が両過程を制御していることを示唆する。T~200Kでの提案した急峻な脆弱~強力交差のしるしはこれらの過程の温度依存性では観測されない。両過程は強い水和依存性を示す:主たる緩和過程はh~0.37(g蛋白質あたりのg水)からh~0.05への水和縮減でもって6桁ほど遅くなる。最緩速過程はなお強い水和依存性を示す。第三(最速)誘電緩和過程を高い水和(h≧0.3)でのみ検出した。蛋白質の動的遷移の機構と蛋白質動力学の一般図を考察した。
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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