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J-GLOBAL ID:200902226433528123   整理番号:09A0509180

赤色クロロフィルカタボライトレダクターゼの結晶構造:フェレドキシン依存性ビリンレダクターゼファミリーの拡大

Crystal Structure of Red Chlorophyll Catabolite Reductase: Enlargement of the Ferredoxin-Dependent Bilin Reductase Family
著者 (5件):
資料名:
巻: 389  号:ページ: 376-387  発行年: 2009年06月05日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロロフィルの分解経路の重要段階は,フェオホルビドaオキシゲナーゼにより触媒されるリング開口反応及び赤色クロロフィルカタボライトレダクターゼ(RCCR)による逐次還元である。これらの段階において,クロロフィルカタボライトはこれらの色調及び光毒性を消失する。RCCRは赤色クロロフィルカタボライトのC20/C1二重結合のフェレドキシン依存性還元を触媒する。RCCRはさまざまなフィトビリン色素を合成するフェレドキシン依存性ビリンレダクターゼ(FDBR)ファミリーに,配列類似性,フェレドキシン依存性及びこれらの基質の共通テトラピロール骨格に基づいて,進化的に関連するように見える。しかしながら,この証拠はロバスト性に欠ける。即ち,RCCRとArabidopsis thaliana由来のFDBRの間の相同性は15%のみであり,これらの酵素のオリゴマ状態は異なる。ここに,A.thaliana RCCRの結晶構造を2.4Å解像度で示した。RCCRはホモ二量体を形成し,それの各サブユニットはα/β/αサンドイッチ型で折畳まれた。RCCRの三次構造はFDBRのそれに類似し,これらの酵素は共通祖先から進化したことを強く支持した。両サブユニットは,RCCRに特有のβシートのエッジ近傍のαヘリックスがサブユニット間相互作用に関与する非結晶2重対称性に関連した。FDBRのビリベルジン結合型にRCCRをスーパーインポーズすることにより誘導される推定RCC結合部位は,RCCR間の保存残基により囲まれた開口ポケットを形成した。ポケットにおいて相互に反対に位置するA.thaliana RCCRのGlu154及びAsp291は,おそらく基質結合及び/または触媒作用に関与した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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酵素一般  ,  植物の生化学 
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