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J-GLOBAL ID:200902226723434491   整理番号:09A0762199

強相関電子系における多重極秩序と揺らぎ

Multipole Orders and Fluctuations in Strongly Correlated Electron Systems
著者 (3件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 072001.1-072001.33  発行年: 2009年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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強相関固体中の高次電子多重極に関する実験と理論の結果を解説した。最近の実験とその理論解釈はf電子を持つ希土類元素及びアクチニド化合物の八重極又はそれ以上の多重極の秩序化を確認させた。多重極の概念を階の異なる球面テンソルが混合した点群において批判的に調べた。現象論的手法を用いて,異なる多重極結果の線形及び非線形結合が物理的オブザーバブルの異常と豊富な状態図を如何にもたらすかを実証した。実際の代表的系として,まずCexLa1-xB6を考察し,その共鳴X線散乱から八重極秩序を初めて探針し,NpO2に対して八重極秩序により誘起した四重極を観測した。次に,系統的研究のための最も便利な系としてスクッテルダイトと呼ぶ化合物のクラスを考察した。四階テンソル(16)及び六階テンソル(64)からのスカラー成分の秩序化に特に重点を置いた。無秩序相よりも秩序状態に遥かに少ないキャリアが残るスクッテルダイト型PrFe4P12とURu2Si2を比較した。Mott遷移に対する標準モデルと対照的に,Pr3+又はU4+のサイト当り偶数(2)のf電子は系をKramers縮退から自由にする。従って,多重極秩序(特にスカラー秩序)は電子の巡回や限局化した挙動の間の分岐を調べる新しい方法を与える。(翻訳著者抄録)
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