抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トリスピラゾリルボレート配位子を有するコバルト(II)チオラト錯体による酸素活性化について報告する。チオラト錯体のアセトニトリル溶液を-15°Cにおいて酸素分子と反応させると淡緑色のコバルト酸素錯体が得られた。この酸素錯体は徐々に自己分解を起こし,二核コバルト(II,II)ビス-μ-ヒドロキソ錯体が生成することを確認した。また,酸素錯体は二酸化炭素とも反応し,紫色の二核カルボナト錯体が生成することがX線構造解析から明らかとなった。(著者抄録)