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J-GLOBAL ID：200902227219147143   整理番号：09A0406754

高出力,広帯域波長可変,高分解能中赤外光源の開発と赤外・紫外二重共鳴分光への応用

Development of A High-Energy, Broadly Tunable and Narrow Band-Width Mid-Infrared Light Source and Its Application to Infrared-Ultraviolet Double Resonance Spectroscopy

著者 (5件)： 宮崎充彦 (東京工大 資源化研) ,  齊川次郎 (東京工大 資源化研) ,  藤井正明 (東京工大 資源化研) ,  石月秀貴 (分子科学研) ,  平等拓範 (分子科学研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 37  号： 4  ページ： 296-303  発行年： 2009年04月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通常の高分解能レーザを利用した分光法では,波長掃引幅が数cm^-1と狭いために,400~4000cm^-1の広い分子振動全体を一度に測定することができない。このような光源として,光パラメトリック発振器や差周波数発生器などの波長変換により広帯域波長可変光源が注目されている。超音速ジェット中における骨格振動領域の赤外分光を実現するために,大口径擬似位相整合素子を利用した光波長変換による中赤外光源の開発について報告した。中赤外広帯域連続波長可変光源や赤外・紫外二重共鳴分光を説明した。また,超音速ジェット冷却したホルムアニリドの赤外スペクトルと今後の課題を述べた。非線形光学定数の大きなZnGeP₂結晶を利用して高強度2μm光源を新たに開発した。4.6μmから11.2μmまで連続波長掃引が可能である。

シソーラス用語： *レーザ分光法 ,  *赤外分光法 ,  ニオブ酸リチウム ,  赤外線 ,  赤外レーザ ,  可変波長レーザ ,  広帯域 ,  レーザ出力 ,  高分解能 ,  二重共鳴 ,  亜鉛化合物 ,  リン化物 ,  *光パラメトリック発振器 ,  分子振動 ,  非線形光学 ,  超音速ジェット ,  位相整合 ,  赤外スペクトル ,  擬似位相整合 ,  差周波数発生 ,  周期分極反転ニオブ酸リチウム ,  *中赤外線

分類 (2件)： 分光法と分光計一般  (BD07041Q) ,  非線形光学  (BD05000T)

物質索引 (1件)： ホルムアニリド

引用文献 (39件)：

• DUXBURY, G. Int. Rev. Phys. Chem. 1985, 4, 237
• J. Opt. Soc. Am. B. 1987, 4
• 上田芳文. 応用物理. 1976, 45, 729
• OKUMURA, M. J. Chem. Phys. 1986, 85, 2328
• PAGE, R. H. J. Chem. Phys. 1988, 88, 5362

タイトルに関連する用語 (10件)： 高出力 ,  広帯域 ,  波長可変 ,  高分解能 ,  赤外光源 ,  開発 ,  赤外 ,  二重共鳴 ,  分光 ,  応用