擬似衝撃波を含む流れの運動量釣合モデル

KANDA Takeshi; TANI Kouichiro

文献

J-GLOBAL ID：200902227596491525 整理番号：08A0513936

擬似衝撃波を含む流れの運動量釣合モデル

Momentum Balance Model of flow Field with Pseudo-Shock

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資料名：
号： 06-037E ページ： 21P 発行年： 2007年03月30日
JST資料番号： G0143B ISSN： 1349-1113 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

新しく提案する運動量釣合モデルを用いて,擬似衝撃波長さの推算を行った。この簡単なモデルでは,擬似衝撃波領域の壁面摩擦を0と仮定する。流入境界条件は擬似衝撃波の十分に上流で規定され,下流境界条件は出口圧力あるいはチョーク(閉塞)条件などで与えられる。流出インパルスファンクションは,流入インパルスファンクション,摩擦力,壁面からの反力と釣合う。この運動量釣合いモデルでは擬似衝撃波の開始位置,すなわち擬似衝撃波の長さは,この力のバランスが取れるように決められる。このモデルをステップのある/ない平行ダクトや,拡大管内の流れに適用してみた。2流が平行に流れるエジェクタージェットのディフューザー部にも適用してみた。このモデルは初期段階での検討用のモデルである。この点に鑑みると,計算結果は実験結果によく一致した。拡大管内の流れでは,擬似衝撃波開始位置は主に壁面反力に依存した。このモデルを用いて,擬似衝撃波の幾つかの特徴についても議論を行った。(著者抄録)

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高速空気力学

引用文献 (26件)：

Matsuo, K., Miyazato, Y., and Kim, H.-D., “Shock Train and Pseudo-Shock Phenomena in Internal Gas Fows,” Progress in Aerospace Sciences, No.35, 1999, pp. 33-100.
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Carroll, B. F., and Dutton, J. C., “Characteristics of Multiple Shock Wave/Turbulent Boundary-Layer Interactions in Rectangular Ducts,” Journal of Propulsion and Power, Vol.6, No.2, 1990, pp. 186-193.

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