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J-GLOBAL ID：200902227660311242   整理番号：08A1101347

渦分解海洋予報システムで解析した,2004年の黒潮の大きな蛇行形成

The Kuroshio large meander formation in 2004 analyzed by an eddy-resolving ocean forecast system

著者 (4件)： MIYAZAWA Yasumasa (Frontier Res. Center for Global Change/JAMSTEC, Yokohama, JPN) ,  KAGIMOTO Takashi (Frontier Res. Center for Global Change/JAMSTEC, Yokohama, JPN) ,  GUO Xinyu (Frontier Res. Center for Global Change/JAMSTEC, Yokohama, JPN) ,  SAKUMA Hirofumi (Frontier Res. Center for Global Change/JAMSTEC, Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Geophysical Research  (Journal of Geophysical Research)
巻： 113  号： C10  ページ： C10015-C10015-24  発行年： 2008年10月25日 
JST資料番号： C0294A  ISSN： 0148-0227  CODEN： JJGRDA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004年5~7月に紀伊半島南東部における黒潮の大きな蛇行の生成の,渦分解海洋予報システム(日本海岸域海洋予報可能性実験)を用いた計算に成功した。その生成過程を,渦と黒潮の相互作用の観点より,2004年3,5月の渦についての各種の初期条件を持った感度実験を用い,以上の生成過程を調べた。九州の南東の引き金蛇行の振幅が小さい時,大きな蛇行が起らず,黒潮の沖合い側の低気圧性渦が大きな蛇行の生成に寄与する事を確かめた。本結果は2004年4月の九州の南東での大きな振幅の引き金蛇行は,台湾東の東シナ海の黒潮に沿った高気圧性渦の下流へ向けての移流で生じた事を示した。以上の結果は,2003~2004年の亜熱帯不連続帯の強い高気圧性渦の連続した西向きの伝播が,2004年夏の日本の南方での黒潮の大きな蛇行の生成の源である事を示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *渦 ,  過程 ,  海洋 ,  感度 ,  *黒潮 ,  *蛇行 ,  相互作用 ,  半島 ,  紀伊半島
準シソーラス用語： *渦分解 ,  *海洋予報システム ,  感度実験 ,  *蛇行形成 ,  生成過程

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 渦 ,  分解 ,  海洋 ,  予報 ,  解析 ,  黒潮 ,  蛇行